IntegromatへISO-2022-JPコンバート対応要望をだしてみた
はじめに
メールの内容をチャットサービスに自動投稿する手続きについて調べる中、日本語文の場合は利用サービスと文字コード次第で選択肢が絞られることに気が付きました。文字化けするわけです。
今回それに該当する、Integromatのみで日本文メールを取得して他サービスへ投稿するパターンで、文字化けを解消するためにIntegromatのリクエストフォームにて行った事の一連をまとめました。
連携サービスでの日本語メール取り扱い
iFTTTやZapier、Integromat等、プログラミングレスでの連携を行えるサービスは多数ありますが、唯一IntegromatのみISO-2022-JPのエンコードに対応していません。
UTF-8やShift-JISは確認済みです。
IFTTT: Every thing works better together
Integromat - The glue of the internet
連携サービスの選択肢
では何故iFTTTやZapierを選択肢にしないのかというと、iFTTTは2019年3月31日付けでGmailからのトリガーが利用不可になりました。
IFTTT、3月31日からGmailのトリガーと下書き作成が利用不可に - Engadget 日本版
なおZapierではGmail→XXXXの組み合わせで恐らく取得可能です。今回は動作確認の手軽さと利用頻度の点でIntegromatへ要望を出してみました。
Integromatへの対応リクエスト
最初はどうやったものかと思いつつ、とりあえずバグチケットを切りました。後日「リクエストしてくれ」という返答とともにクローズされており、要望として追加しました。
Requests - support-iso-2022-jp-in-convert-the-encoding-of-a-text| Integromat
所謂Voteにて要望が多いものを優先して対応するというものです。
あとがき
Integromatから日本文メールを取得してチャットに流す仕組みについて、複数の連携サービスをWebhook経由でやっていたり、文字コード修正のスクリプトをレンタルサーバ内に設置して中継させる、というやり方も見つけましたが、メンテナンスの手間等を考えると極力シンプルに済ませたいものです。
今回追加した要望が対応されることで、多くの日本語メールをIntegromat単体での取り扱いも可能になると思われます。Integromatが大好きで、且つ日本語メールをどうにかしたいという方は要望を通すことで幸せになれるかもしれません。